競馬には、芝だけでなくダートでのレースもあります。
JRA主催の中央競馬では芝で行われるレースが多いため、ダートについてあまり知らないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで本記事では、競馬におけるダートの特徴や予想のポイントについてご紹介します。
競馬の「ダート」とは?
ダートとは、競馬で使われる砂・土などからできたコースのことです。
一般的には短距離レースで使用され、国内では地方競馬のほとんどがダートで行われています。
中央競馬では芝がメインとして扱われることが多いですが、フェブラリーS、チャンピオンズCなどの重賞レースも組まれており、ダート路線を追うのも楽しみの一つです。
競馬における芝とダートの違い
芝とダートの違いは非常にシンプルです。
芝は、天然の芝生と管理された土でできた芝生のコースです。
表面の固さなどが馬が走るのに適しており、ダートに比べると速度が出やすくなっています。
乾燥しているほうが馬にとって走りやすい状況であるため、良馬場のほうがスピード感のある展開となります。
一方、ダートは砂などで作られたコースです。
芝と比較すると着地時のふんばりが効きにくいため、速度が出にくいとされています。
芝とは逆で、雨で土が固まった重馬場のほうが走りやすく、速度のある展開になりやすいのが特徴です。
中央競馬では芝のレースが多い一方、地方競馬場ではほとんどがダートコースです。
競馬のダートレースの予想のポイント
ダートレースでは、馬のスピードが一定で、レースの距離も短くなります。
しかし、ダートレースではスタミナとパワーが求められるため、力強い走りができる馬には注目しましょう。
また、芝以上にコースの状況に注目しましょう。
良馬場では馬のスタミナやパワーが重視されますが、重馬場ではスピードのある馬のほうが有利な展開になりやすい傾向があります。
狙ったレースの前にダートレースが組まれていた場合、コースの濡れ具合や土の跳ね上がりを観察し、自分なりにコースの固さを判断するようにしてみましょう。
【まとめ】競馬のダートとは?
地方競馬を中心に人気のあるダートですが、馬券の予想にあたって特徴を知っておくことは重要です。
今回は、芝とダートの違いと、ダート戦の予想のポイントについて解説しました。
中央競馬では芝のほうが人気も注目もありますが、ダートにはダートの面白さがあります。
天候や馬場によるレース展開の違い、求められる馬の能力など、芝との違いを楽しんでみましょう。